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「バフェット太郎さんのポートフォリオ」 VS 「VTI単体」 10年間でどっちが勝った?

私が米国株への投資を始めるにあたって非常に参考になった書籍の一つに

 バフェット太郎さんの書籍(下)があります。

 

この本は本当に参考になりました。今でもたまに読み返します。

 

しかし、最近私は米国への投資はしているものの、米国の個別株には投資はしておりません。もっぱら投資興味の対象は米国のETFです。

 

というのも、バフェット太郎さんはアメリカの高配当銘柄10種に均等に投資を行ってるのですが、この10種への10年間のバックテストがVTIに比べて劣ってしまっているというのが原因。

 

バフェット太郎さんのポートフォリをはこんな感じです。

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でバックテストをしてみた結果がこれ↓

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青い線がバフェット太郎さんのポートフォリをの結果。

赤い線がVTI単体の結果です。

 

10種を10%均等にリバランスしながら10年間保つより、VTI単体をホールドした方が効果が高いのです。

 

具体的な数字はこんな感じ。

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これは過去10年間のバックテストなのでこれから未来がどうなるかは分かりません。そして、バフェット太郎さんのポートフォリオや投資スタイルを否定するものでもありません。

 

ただ私個人としてはこの10年間の結果を受け止め、米国の個別株より米国ETFへの投資を選んだという事だけです。

 

そして最近は、米国のETFのみでポートフォリオを組むことを思案しております。

折角ですので、VTI単体よりアウトパフォームするポートフォリオを組みたいと思ってます。

 

現時点で組み入れ対象として選定しているETFは以下の通りです。

VTI

QQQ

SPYD

HDV

VHT

VDC

最大でこの5つです。現在はVTIとSPYDのみ保有しております。

 

今後、各ETFをどのくらいの割合で保有するかを検討中です。

買い方としては、積立NISAやiDeCo、WelthNavi等を既にやっているので、定期的に積み立てるのではなく、暴落したら買っていく感じにしようと思ってます。

 

ただ問題なのが、これらを組み合わせるとVTI単体に勝てなくなるケースがほとんどで、QQQの割合を高めないとVTI単体と比較して勝てないという事です。。。

 

バフェット太郎さんはそうした事を承知で紆余曲折・試行錯誤して今のポートフォリオにたどり着いたのかもしれません。そうだとしたらごめんなさい(笑)←先に謝罪しておくスタイルw