投資の失敗談
何事にも失敗はつきものです。
投資はよく失敗の話を聞きます。
そうならないように数十冊の書籍を読み、投資関連動画を見まくってはじめた投資ですが、私も失敗をしました(笑)
どういう失敗かというと、
せっかく安く買った優良銘柄を売ってしまった
ということです。
売ってしまった銘柄は、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)。米国株です。
2018年の年末に、ベビーパウダーにアスベストが混入という事件で株価が暴落しました。150ドル近かった株価が120ドル近くまで落ちました。
JNJが自社株買いで暴落を食い止め、その後は緩やかな回復傾向にありました。私は回復してきた132ドルで購入しました。もうちょっと早く買えばよかったですが、まぁこれは良しとしましょう。
そんな中、3月12日にこんなニュースが飛び込んできました。
簡単に言うと、「オクラホマの裁判長がオピオイド禍の主犯はジョンソン&ジョンソンだと主張した。」というものです。
オピオイド (Opioid) とは、ケシから採取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物、また体内に存在する内因性の化合物を指し、鎮痛、陶酔作用があり、また薬剤の高用量の摂取では昏睡、呼吸抑制を引き起こす[1]。医療においては手術や、がんの疼痛の管理のような強い痛みの管理に不可欠となっている。このようなアルカロイド(オピエート)やその半合成化合物には、モルヒネ、ヘロイン、コデイン、オキシコドンなどが含まれ、また合成オピオイドにはフェンタニル、メサドン、ペチジンなどがある[1]。これらは本来的な意味で麻薬(narcotic)である[1]。オピオイドとは「オピウム(アヘン)類縁物質」という意味であり、これらが結合するオピオイド受容体に結合する物質(元来、生体内にもある)として命名された。内因性のオピオイドにはエンドルフィン、エンケファリンなどがある。
オピオイド薬の使用には、オピオイド依存症や、離脱症状、また過剰摂取による死亡の危険性がある。アメリカでは、薬物中毒死の43%までも、オピオイド医薬品の過剰摂取で占めており[2]、2014年にもアメリカ神経学会は頭痛、腰痛、線維筋痛症などの慢性の疼痛では、オピオイドの使用は危険性の方がはるかに上回るという声明を行っている[3]。死亡は止まらず、2017年にはアメリカで「オピオイド危機」と呼ばれる公衆衛生上の非常事態が宣言された[4]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89
年末にアスベスト混入、3月にオピオイド禍の主犯扱い、これは絶対株価下がる!と私は判断しました。そしてニュースが飛び込んできたその日に売却しました。
しかし、株価は下がらずそのまま回復傾向の波に乗って緩やかに上昇していきました。
私の頭の中は「Why????」でした(笑)
後日談ですが、何故JNJの株価が下がらなかったというと、オクラホマの裁判長が言っているだけという事。トホホです・・・。
裁判長が「主犯」なんて言ったら下がると思うじゃないですか!w
でも株価は反応しなかったというのが事実であり答えです。
そして嫁にこう言われました。
「判断が早すぎる!JNJがつぶれるわけないんだから長期で持ちなさい!」
仰る通り。JNJをはじめとするシーゲル銘柄は長期で保有してなんぼ。それは頭では分かってました。でも出来なかった。
ただ今回のこの経験は本当に貴重でした。「分かる」と「できる」という当たり前の事を身をもって経験させてもらいました。
タイミングみてもう一度買いたいと思うので、JNJ待っていて下さい(笑)